【越前大野城】

1575年(天正3年)、織田信長より越前一向一揆を平定した恩賞として越前国・大野郡の内の三万石を与えられた
金森長近がその翌年、最初に居城とした戌山城の近くの亀山(大野盆地の小孤峰)に城郭を築いたのが越前大野
城の始まりである。築城に数年間を要した。その後、越前松平家が三代続いた後天領となり、土井家で定着する
まで目まぐるしく城主が変わった。
城は1775年(安永4年)に焼失し、1795年(寛政7年)には天守閣を除いて再建されたが、明治維新後に破却されて
いる。


2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城に選定された。