【清凉寺】

井伊家の菩提寺として、また父井伊直政の墓所として直孝が開基した曹洞宗永平寺派の寺院。
釈迦牟尼如来を本尊とし、諸国から高僧を招いたので修行道場としての名声が高まり、多い時には2百余名の雲水
が修行をしていたといわれている。
本堂裏の高台には歴代藩主の宝篋印塔があり、寺宝に歴代藩主画像などがある。
また、七不思議伝説が伝わっている。
寺地が石田三成の名家老といわれた島左近の屋敷跡で、島左近邸の時からのタブの老木も残っている。この寺院は
関ケ原の戦いの戦没者の供養も兼ねている。